地方移住を失敗したくない方へ~お勧めしたい二段階移住とは

田舎暮らし

 

こんにちは。コグレです。

 

今回は、地方移住で失敗しない方法について考えていきます。

地方暮らしにはいいところだけでなく、いくつかのデメリットがあります。

 

実際、私が地方に移住してみて初めてわかったデメリットも多くありました。事前にネットで調べても「こんなの知らなかった~~!」ということはいくつか出てくると思います。

それが許容範囲内であればいいのですが、我慢できない位のデメリットとなると

「地方移住は失敗だったかも…」

とガックリきてしまいますよね。

 

そこで田舎暮らしを失敗に終わらせないために、私がご紹介するのは「二段階移住」という方法です。

 

二段階移住とは

 

「二段階移住」とは、具体的には

一度目の移住 ~ 東京などの大都市から → 地方の大きめ都市へ

二度目の移住 ~ 大きめの地方都市から → 県内の田舎の地域へ

というように、移住を2回行う、という方法です。

 

なぜ、わざわざ二度にわけて移住するのかというと、

地方移住時のリスクを減らすため

つまり、田舎暮らしで失敗をしないため、なのです。

 

田舎に移住する際のリスクとは

 

次に、地方移住をする際のさまざまなリスクについて考えていきましょう。

たとえば、

・仕事が見つからない(もしくは生活できる収入が得られない)
・人間関係が濃厚すぎる or よそ者扱いされる
・住居が古すぎて住みにくい(寒い、カビがひどい、虫が家に入ってくる)
・水害や土砂災害など被災しやすい地域だった
・雪が多い、台風が多い、など気候が合わない
・子供が少なく子供の友達がいない

などなど。

これらのリスク回避対策が必要です。

そこで、お勧めしたいのは、

まず、地方の大きめの都市に移住して 1~2年住んでみる

という方法です。

 

つまり、「お試し移住」ですね。1年位住んでみるといろいろなことがわかってきます。

たとえば、地域によって人間関係が濃厚だったりそうではなかったり、内陸部と海沿いは気候がかなり異なったりします。

こうして地域の特性をつかんだうえで、永住できそうな田舎の拠点を探すのです。

 

二段階移住のメリットとは

 

つまり、地方の大きめ都市に 1~2年住むことにより、どのようなメリットがあるのかというと、

 

・土地勘がつくので住みやすい地域や災害が少ない場所がわかる
・田舎の学校環境も調べることができる
・じっくり田舎の家探しができるのでハズレ物件をひきにくい
・地方移住が合わなかった場合も元の大都市に戻るのが容易
・地方の大きめ都市はいい仕事を見つけやすい

などなど。

 

特に最近は、大きな水害などの災害も多いため、低い地域には十分な注意が必要です。河から遠い地域でも安心はできません。古い地域で地下排水が貧弱で「内水氾濫」が起きやすい地域だったりもします。

 

そういう場所は過去にも浸水していることが多いので、ネットで過去の被災状況を調べることも有効です。住んでいる人がSNSに被災状況の画像をアップしてくれていることがあります。

 

地方移住を失敗させないために~二段階移住のお勧め

 

さて、地方移住を失敗させないための一つの方法として「二段階移住」という方法についてお話してきました。

実際、私達も当初、地方に移住してきた際は街中の賃貸住宅に数年間暮らしてから、山間部に家を建てることになりました。土地を購入する際には何度も現地に出向いて気候を確認したり、ご近所の方のお話を聞いたりもしました。

 

数年間の準備期間で土地勘もつき、その地域にはどのような人が住んでいるのか、子供の学校のこと、頑強な地盤であること、インフラが整備されていること、近隣の人間関係などなど、いろいろと情報を得た上で始めた田舎暮らしのため、20数年たった現在も特に問題は発生していません。

 

移住の際、まずはインターネットで情報を調べることになると思いますが、実際には

ネットには出てこない情報がとても重要

だったりします。

 

そういう情報は、やはりその土地に行ってみないとわかりませんし、実際に住んでいる人から聞かないと得られない情報だったり、します。

 

ぜひ、現地に出向いて、その時の気候を感じたり、地域の人から話を聞いてみてください。

自分たちに合った田舎暮らしができるよう、じっくりと準備を進めていきましょう。

 

 

コメント